大学/公設試験研究機関

ブースNo. O-4

あいち産業科学技術総合センターの研究開発、岡崎市の企業・団体との技術支援事例のご紹介

ねらい 地域資源活用、性能向上、環境配慮、持続性材料の活用

提案の内容

あいち産業科学技術総合センターでは、本部および7か所の技術センターならびに試験場で、県内の企業の皆様に技術的な支援を行っています。代表的な技術支援、研究開発事例をご紹介します。

①岡崎市の地域資源「五万石ふじ」酵母と藤川宿の「むらさき麦」を利用したクラフトビール

(資)PROGRESSIVE PARTNERSHIPS(岡崎市)、藤川まちづくり協議会
(担当:食品工業技術センター)

岡崎公園の「五万石ふじ」から分離した酵母「GF3」を使用し、麦芽に藤川産「むらさき麦」を100%使用した岡崎クラフトビール「むらさき麦酒」を開発しました。


藤川産むらさき麦と麦芽

五万石ふじと酵母「GF3」

むらさき麦酒


特徴


  • 1)麦芽糖を利用してアルコールを作る能力(マルトース資化能)が高く、アルコール生産能に優れた酵母を選抜。
  • 2)醸造汚染となるキラー性をもたない酵母であることを確認。
  • 3)複雑な香りと深いコク、フルーティーな味を生み出すエールタイプの発酵法を選択。

②岡崎の桜花弁から分離した天然酵母によるパン

NPO法人「21世紀を創る会・みかわ」内岡崎活性化本部、㈱四季(岡崎市)
(担当:食品工業技術センター)

岡崎城周辺の桜と、家康公のお手植え桜として伝えられている法蔵寺(本宿町)の桜から、食品製造へ利用可能な酵母を取得しました。そのなかで特に米粉パン製造に適したものを選抜し、市内のパン製造業者が製品化に成功しました。


家康公お手植え桜酵母パン

米粉パン製品


特徴


  • 1) 発酵性、パン生地の膨張力などパン製造に必要な特性(製パン特性)を持ち、かつ市販のパンと同等以上の製パン特性を持つ酵母を選抜しました。
  • 2) パン生地の配合、発酵温度と時間を工夫した結果、もっちりとした食感が楽しめます。

③レーザーマイクロインサイジングを応用した木材の高度加工(産業技術センター)

レーザーで木材の表面に高密度かつ微細な穴開け加工(レーザーマイクロインサイジング)を施す技術開発に取り組んでいます。このレーザーマイクロインサイジングを木材の化学加工に応用することで、木材の表面に様々な性能を付与します。スギ材の利用拡大はじめ木材の高性能化に有効な技術です。


スギ材に樹脂等を浸透させたイメージ

レーザーマイクロインサイジング


特徴


  • 1)UVレーザーの穴は非常に小さく(50ミクロン)、木目の美しさに影響を与えません。
  • 2)樹脂を浸透させると、表面の硬さを4倍以上にできます。
  • 3)難燃剤を浸透させると、耐火性が向上します。

ポイント

・岡崎市の地域資源の花酵母を利用してクラフトビール製造をサポート
・桜を活用した地域商品開発への協力による岡崎の地場製品の知名度向上
・木材の化学加工による表面硬さの向上、耐火性の付与

用途・応用分野 地域資源の利用による新製品開発、木材への新たな付加価値の付与
その他の展示製品・技術
・無料で皆様の技術的相談に対応します。
・新しい分析・試験機器を取り揃えており、依頼試験を通じて企業の支援を行っています。
・講演会および講習会、ニュース、ウェブサイト等で技術的な情報を発信します。

あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター

所在地 448-0013 愛知県刈谷市恩田町一丁目157番地1

代表者 西村 美郎

URL http://www.aichi-inst.jp/

担当者名 徳田 宙瑛

TEL 0566-24-1841

FAX 0566-22-8033

E-mailinfo@aichi-inst.jp
(お問い合わせはマッチングシステム申し込みフォームよりお願いいたします。)

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